【モチベーション革命・尾原和啓】新しい世代のモチベーションマネジメントとはなにか?
今回の本
尾原 和啓 幻冬舎 2017-09-28 売り上げランキング : 3845
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近年ゆとり世代があーだこーだと言われる。
僕も、ゆとり黎明期の一人なのだが、先輩経営者に言われる
「もっと稼げば○○だ!」
「大きい家にすめるぞ!」
「高級車に乗れるぞ!」とか。
でも正直そんなこと本音の部分ではどうでも良くて、
なぜ、「この仕事をしているのか。」
「この仕事の社会的価値とはなんなのか?」
そういったことを感じながら仕事をすることにも
仕事としての選びのポイントもの1つになっている。
お金はもちろん大切なもので、稼げるならそれがいいのかもしれない。
でも、僕らは膨大な無料の娯楽にかこまれている。
きっと年収が10倍になっても幸福度は10倍にはならないだろう。
1食でひとり3.5万円の焼き肉と、牛角の3500円コース。
はたして10倍の差があるほど、心は満たされるのだろうか。
僕はとてもそうは思えない。
そんなぼくら、さとり世代を渇けない世代として、
モチベーションの源泉について言及されている。
一回り上の世代の所有することで乾きを癒す、
猛烈に足りないことを経験している乾いた世代についても、
話を広がっており、1990年前後の小さなユニットや部署で、
部下を持ちながら、上司とやり取りする中間管理職には、
納得することは多いと思う。
個人的には2017年のベスト・ヒットだった。
参考
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